あなたは夢、あなたは光

guerrilla loveさん観測所です。主に戸塚祥太さんの舞台の観劇記録を書いています。

舞台『ABC座星(スター)劇場2023〜5Stars Live Hours〜』観劇記録

観劇日

12月8日(夜) @東京 帝国劇場

12月9日(昼)@同上

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今年のえび座は事務所の先輩後輩のグループの曲を歌い踊るAct A、A.B.C-ZのコンサートであるAct Zの二幕構成。

今回はお芝居ナシだったけど、Act Aは"ライブで表現するジャニーズ伝説"だと感じました。いち表現者として、時代を創ってきた大きな事務所の歴史を辿り、これまで幾多のグループが届けてきたショーを体現し、届ける。お芝居がなくても、そこにある想いだったり、全員が真摯に繋いできた"ジャニーズイズム"を感じました。(敢えて旧事務所の名前出すよ!どう表現したらいいかわかんないからさ!)

特に戸塚くんの「Replicant, Resistance」が最高だった…(バックに錦織さんの映像が流れていたらしいが、2回とも戸塚くんの顔しか見ておらず、知らなかったw)

目深に被ったハットから時折覗く瞳と甘い声、ゆったりとしたダンスから醸される色気…いやあ…たまらなかったね!あれはいいものだ…

 

ジュニアの子たちもアクロバットやってたけど、塚ちゃんのアクロバットはなんかやっぱ他と全然違うんだよな…しなやかに軽々としているけど、どっしりとした筋肉の質量を感じるというか。ほんと見てるだけで元気になるし健康になれる。ありがてえ。

復帰直後のSLTの頃は、表情にたまに疲れも見えたりして心配した瞬間もあったんだけど、えび座は完全復活!って感じがしました。本当に良かった塚ちゃん…

 

五関くんの「Make It Hot」観れたのマジで嬉しかった!(元すの担なので)たしか五関くんラジオでメキホの振付した時の話したことあったんだよね。「速いし、フリ数がめちゃくちゃ多いから、無理して全部やんなくていいよ」って言ったら佐久間が全部バッキバキにやってこなした、っていう大好きエピソード(元佐久間担なので)。それが「自分に返ってきちゃった」って言ってたのも大好きすぎる!笑 そうは言いつつもさすがの五関くん、ジュニアを従えて圧巻のパフォーマンスでした。私はA.B.C-Zを初めて観た時から五関くんのダンスを愛してるんだ…最高です…おなか…

 

 

Act ZはA.B.C-Zのコンサート。星に乗って歌う5人が眩しくて、二幕の初っ端からうるっとしてしまったな…高いところが苦手な河合くん(なんか河合くんと戸塚くんの星だけやたらくるくる動いてた)、そんな素ぶり見せずにやり切ってくれた。いつもながらすごいことだよね。

関連雑誌のインタビューでも、戸塚くんが一貫して"こちらは白米を用意しているから、各々の思い出というおかずを持ってきてね"という言い方をしていたのもあり、セトリはシンプルというか、余白を感じるような構成だったのかな〜という印象です。観客側のA.B.C-Zとの思い出だったりを重ねることで完成する舞台というか。そう考えると客降りファンサをアリにしたのも納得かな。

ただ客降りファンサありだと、どうしても公演後のSNSに多く流れてくるレポが公演内容のレポよりもファンサのレポになってしまうのが残念…ファンサを貰えたか貰えなかったかでその人が観た公演の満足度や良し悪しが決まってしまうような気がして。こんなこと言いながらもあったらあったでそりゃあ嬉しいんだけども!貰えなかったら寂しいし!だって大好きだからさ!!難しいね!!

 

戸塚くんのソロコーナーが本当に素晴らしかったです。戸塚くんはステージの上で生きる人だ、と改めて思いました。全体を通して見ても戸塚くんのソロコーナーだけちょっと異質なんだけど、戸塚くんの愛するお芝居とダンスと音楽と芸術が詰まったソロ"SHOW"コーナーだった…帝国劇場というステージで観られて本当に幸せでした。2階席から観た光景なんか余りにも美しかった。

そして同時に河合くんへの超特大激重ラブレターでもあると思いました。"河合くんとの別れ"に対する戸塚くんのクソデカ感情が大爆発してた。

「If you don't know break up you don't know love」

"別れを知らないと愛を知ることはできない"

セトリの中で唯一公式に音源化されていない、戸塚くんの新曲。(初期アクモンの曲名かよ…と思うくらいの長めのタイトル)

私は2回観劇したのだけど、1回目で最後に戸塚くんが溢す「My friend,forever」というフレーズが「何か聞いたことあるフレーズだな?何だっけ…」と思ってたんだけど、SNSで"あれはglだ"と知りました。それも河合くんが脱退を発表した日の。(ありがてェ〜SNSやっててヨカッタ〜と思うポンコツ)

脱退発表時、最初に背中を押してくれたのは戸塚くんだったと明かされていて、発表直後のコメントとかでも「ああ…なんか戸塚くんらしいな」と感じたと同時に、納得するのなんだか早過ぎだしあっさりしているようにも見えていたのだけど。この3ヶ月、色んな媒体で明かされた想いを目にするたび、"背中を押した"、それ自体を後悔こそしていないだろうけど、"戻ってきたっていい、海外だとそういうのもよくあるから"と言ったり、冠番組やオフショットで普段なかなか見せない涙を見せたり、FC会報の口ピアスの話なんか、知った時は言葉が出なかった…これをある種の執着と言わずしてなんと言うの?全然あっさりなんてしてなかった。たかだか2年ちょっとしか2人のことを見ていない私になんか到底測り知れないふみとつシンメの関係性…シンメって単に立ち位置の話ではないんだなと思った。始まりは勿論そういう単純な話なのかも知れないけど、きっともっとずっと特別なのかも。

"近くて遠い 二つ目の心臓"

いつかのgl。これはきっとシンメのことを表現してるんだよね。公演中も、シンメの位置で歌っている河合くんの方へ身体を向けてじっと見つめていたり、ステージ上にいながら河合くんへの愛を隠さない戸塚くんが愛おしかったです。

 

ライブの構成に唸ったのは戸塚くんのソロコーナーからの、はっしーの「Vanilla」アカペラ独唱です。

直前の戸塚くんのソロコーナーが特殊すぎて、「何が起こったんだ…」と呆然となっている客席が、はっしーの歌声にハッとなり、ステージ中央へグッと一気に吸い寄せられる感覚。圧巻だ…鳥肌が止まらなかった。ソロコーナー後のあの空間の切り替えができるのははっしーの独唱一択だわ、それ以外ないんじゃないかとすら思う見事な構成だった。(そして何事もなかったかのようにキラキラ衣装をバッチリ身に纏い登場する戸塚くん)

epで聴いてた時はそこまで好き!という感じではなかった「OVERHEAT」が相当良くて、血が滾りました。A.B.C-Zは良曲が多いけど、パフォーマンスを見て好きになるという曲もめっちゃ多いのでやめらんない。「fragrance」もすごい良かった!独特の音取りしてるから五関くん振付ぽいな…と思っていたらやはりそうだった。天才だわ。

 

"僕の優しさよ底をつけ"と言った戸塚くんと「君の優しさVS僕の愛情」を歌う河合くん。SNSでどなたかも言及していたけれど、私も今回のえび座の河合くんソロはやっぱりメンバーへ向けてだと思いました。(バックの星座に関しては全く気づいてなかったけどw 相変わらず顔しか見ていない)

河合くんが歌い語りかける4つのピンスポットで「あ、これは…」と思っていたら、河合くんが"離さないよ"じゃなくて"ありがとう"って言った。「これはメンバーへ向けてだ…」と確信したあと、最後の "僕は羽ばたくから"の歌詞の解像度が急に上がった。

それはそうなんだけど何だか、"いなくなるよ、準備してね"ってずっとほんのり言われてるような公演だなと思っていたけど、そうか…河合くんいなくなるのか…卒業公演なのか…羽ばたくのか…と急に腑に落ちた瞬間だった。

 

毎公演、最後に5人からの挨拶がありました。私が観たのは2日目と3日目だったから、わりとふわふわしていたように思うけど、公演が後半へいくにつれて、流れてくるレポで知るメンバーのMCが感傷的になっているのが分かる。(レポ流してくださる方、感謝です)

とは言え、私みたいに最初の方しか入れない人も中にはいるわけで。戸塚くんが"毎回最終回をしている"と言ってくれていたことが救いだったな。まだ21日を迎えてはいないけれど、私の最終回、しっかり現地で見届けられたな良かったな、と思います。念願の「俺たちとみんなで〜?」「A.B.C-Z!」に声を出せて良かった。

 


「また出会える日まで」

 

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Enamel Slowわい!!!!!!!!!!